木耐協
ココリノベ

6月, 2019年

耐震技術認定者講習会

2019-06-14

2019年、年号も令和へと変わり早いものでもう6月。

梅雨に入りとなり我々建設業者にとって外部工程が組みにくい

時期となりました。

今週の13日火曜日の事ですが、弊社が加入しています木耐協

(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)

開催の耐震技術講習会に

参加して来ました。場所は大宮ソニックシティ。

現在の木造住宅の耐震基準が初めて制定されたのが1950年

(昭和25年)、その後壁量の変更があった1981年

(昭和56年)、いわゆる”新耐震基準”です。

しかしその後も阪神淡路大震災を含め様々な

地震による被害があり、尊い命が奪われていきました。

そして2000年(平成12年)に新たに建築基準法が改訂され、

配置バランスや接合金物等の基準が細かく決められました。

現行の建物はこの基準で建てらてれおります。

ここで問題となってくるのが昭和56年から

平成12年までに建てられた

”新耐震基準”の建物です。

名前に新~と入っているため安心感を与えてしまいますが、

実際には耐力壁の配置バランスは柱柱脚・柱頭の

接合金物の明確な基準が無かったために、

阪神淡路大震災や熊本地震等でも沢山の

建物が倒壊しています。

そういった建物を1棟でも多く耐震改修するため、

こちらの研修で学びを深めて来ました。

朝から夜まで、全国から同じ志を持った業界の方々と

一緒に学び、有意義な一日となりました。